2019年も残りわずかとなりました。年末にしてはあまり寒くないなと思って少し調べてみたところ、今年の日本の年平均気温は観測開始以降で最高値だったようです。
そんな2019年ですが、レヴィにとってもこれまでで最もアツい年となりました。
まず、Balusの機能&性能が大幅に向上して、とても使いやすくなりました。研修やコンサルなどのお仕事でもBalusをがっつり使うようになり、きちんと価値を生み出して役に立っているという実感を強めました。また、ビジネスや製品開発におけるパートナーや協力者がたくさん増えて、事業を拡大していく準備が整ってきました。(今更ですが)「自分たちが提供している価値は何か?」についての理解と整理も大きく進み、サービスやビジネスに反映しつつあります。
そして、お客様の数も幅も大きく広がり、事例や実績が溜まってきました!そのうちの2件について事例紹介ページを公開したので、あらためて紹介させて頂きます。
竹中工務店様:研究員を対象としたシステム思考研修
まずは、大手ゼネコンである株式会社竹中工務店の技術研究所の皆様に研修サービスをご利用頂いた事例です。
レヴィが扱っている「システムデザイン」と「ゼネコンの研究所」とでは一見関係ないように見えるかもしれません。しかし、研究活動をシステムとして考えることで、いろいろと良い事があるのです。レヴィのシステムデザイン手法は、狭義のシステム(電子機器やソフトウェアなど)だけでなく、組織・ビジネス・社会など様々な場面における問題解決や価値創造を扱うことができます。業界・領域を問わず、システム思考的な考え方に興味や課題感をお持ちの方は、ぜひお声がけ下さい。
この事例でもそうでしたが、研修の中ではBalusを用いることで遠隔でのフォローやレビューを実施する場面もあり、レヴィだからこそ実現することのできる効果的な内容となっています。
詳しくは下記の事例紹介ページをご覧下さい:
事例紹介:システム思考を活用した研究計画ブラッシュアップ研修
中海テレビ放送様:Balusを導入したシステム開発
こちらは、実際のシステム開発の中でBalusをご利用頂いた事例です。山陰地域において新電力事業を展開する株式会社中海テレビ放送様の、需給電力予測システムの開発においてBalusをご活用頂きました。
今年11月には需給電力予測システムが稼働し、それを活用した新サービスの提供がはじまっています。お客様がBalusを利用して開発したシステムが、実際の社会の中で活躍する初の事例*1となりました。
このプロジェクトやBalusの利用について、代表者様へのインタビュー形式で紹介する記事を公開していますので、ぜひご覧下さい:
事例紹介:多拠点かつ組織をまたいだチームで新規事業のシステムに活用
今回紹介させて頂いた事例以外にも、様々なお客様やユーザー様にご利用頂くことができ、今年はレヴィにとって大きく自信をつけることができた年となりました。
冒頭で触れた平均気温については地球温暖化などの影響も大きく、右肩上がりがうれしいとは決して言えませんが、レヴィは来年もその次も、どんどん右肩上がりでアツくなっていきたいと思います。
これから迎える2020年代も、どうぞよろしくお願い致します。
*1:回路基板やシステムの一部という単位での成果物、もしくはレヴィによるコンサル・技術支援などの成果が社会実装される例は他にもありました。今回の事例は「ユーザー企業がBalusを利用して開発したシステム全体が、社会の中で価値を提供している」という点において初めての例となります。