こんにちは、SDLの三浦です。
この冬、北海道大学の工学部および工学院の学生の皆さんに特別講義としてシステム工学の授業を行う機会がありました。
授業ではレヴィが開発・提供しているBalusやペジテの自転車オンラインを活用しているので、その様子を簡単に紹介したいと思います。
※授業の様子や受講生の声のブログへの掲載について、担当教員および学生さんからご快諾を頂きました。ありがとうございます。
まずはペジテでシステム開発を疑似体験
授業の冒頭ではペジテの自転車オンライン版を使って、システム開発を疑似体験しました。ゲームを通してシステム開発の全体像、難しさ、失敗しやすいところ、重要なポイントなどを体感的に学ぶことができます。
今回はオンライン版をプレイしている様子を動画にしてみたので、ぜひご覧になってみて下さい。このブログ上部の埋め込み動画もしくはこちら(YouTube)から視聴することができます。
ペジテの自転車についての詳細はこちらの記事をご覧下さい。
ここでは受講生さんの声を2つピックアップしたいと思います:
- 資源と要求、また自分や相手の立場など様々な要因を考慮して進めていくのは難しかったですが、とても楽しくプレイすることができました。ただのゲームに見えて、自分の中で振り返ったり、他の人の振り返りを見ると、いろいろなことがシステム工学につながっているんだなと感じました。
- ペジテの自転車を通して、設計において早い段階でミスを修正することの重要性、情報共有の難しさ、要求と制約のバランスを考えることの大切さなどを学ぶことができ、システム工学に対して受講前と比べてイメージしやすくなりました。ゲームもとても楽しかったです。
北海道にも行きました
基本的にはオンラインで実施している授業ですが、北海道大学のキャンパスに行って直接受講生さんたちに解説したり議論したりする機会もとりました。
この日は「複雑さと価値を両立するためのシステム工学 ーアーキテクチャと合意プロセスを中心にー」と題して、システム工学とは何か?を定義したり、システム設計において需要な概念であるアーキテクチャやアーキテクチャに対する合意について議論したりしました。
この辺のことについてはまた機会があればブログ等で解説したいと思います。
演習はBalusでモデリング
ペジテでシステム開発の難しさを体験し、講義でシステム工学とは何か?を考えた後は、システム工学(の一部)を実践する演習に取り組みます。
ここではもちろんBalusを使います。実はこの演習は現在進行系で取り組んでいるところなので、ここでは受講生グループによるモデリング(の途中)のキャプチャを貼っておくだけにしておきます。どのようなモデルが構築されるのか、今後が楽しみです。
ペジテの体験会やります!
上記で紹介した「ペジテの自転車オンライン版」を体験できるイベントを企画しました。気になる人は、ぜひご参加下さい。
関連リンク
「ペジテの自転車」を使ったサービスには次のようなものがあります: levii.co.jp
「ペジテの自転車」を使った事例はこちら: levii.co.jp levii.co.jp