株式会社レヴィ ブログ

システムデザインで価値を生み出す、株式会社レヴィの公式ブログです。

サルでもわかるNASA式システム開発

"サルNASA"の冊子版が届きました!

「サルでもわかるNASA式システム開発」の冊子版が手元に届きました!いつでもどこでも読める&皆さんにお届けできるPDF版も良いですが、こうして冊子になっているのも読みやすくてとても良いですね。

サルでもわかるNASA式システム開発 第10話 「良い分割が良いシステムを生み出す」

「難問は、それを解くのに適切かつ必要なところまで分割せよ。」 近代科学の基礎にある機械論的自然観を提唱したことで知られるデカルトが著書「方法序説」で述べた言葉です。 デカルトは、「我思う、故に我あり」でも有名ですね。 複雑なシステムを扱うとき…

サルでもわかるNASA式システム開発 第9話 「システム思考で夢にカタチを与える」

「飛行機は美しい、夢だ。設計家は、夢にカタチをあたえるのだ!」映画「風立ちぬ」で、飛行機の設計家カプローニ氏が次郎少年の夢の中で語ったセリフです。 夢は、夢のままでは叶えることができない。 「空を飛びたい」という漠然とした夢を、飛行機のよう…

サルでもわかるNASA式システム開発 第8話 「ゴール指向なウォーターフォール・モデル」

「いったん選んだ道に関して頑張る人は多い。目標に関してそうする人は少ない。」 『ツァラトゥストラはかく語りき』などで知られる哲学者フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェの言葉です。 複雑なシステムの開発プロセスというとウォーターフォール・モデ…

サルでもわかるNASA式システム開発 第7話 「システムを見定め、決める」

「曇りなき眼で見定め、決める!」 映画「もののけ姫」で、石つぶての秘密を調べ、その後どうするのかを問われたアシタカがエボシに向かって放ったセリフです。 システムデザインにおいても、システムを曇りなき眼で見定め、決めることが大切です。 NASAのハ…

サルでもわかるNASA式システム開発 第6話 「アポロ計画とシステムズエンジニアリング」

「充分に終わりのことを考えよ。まず最初に終わりを考慮せよ。」 かの有名なレオナルド・ダ・ヴィンチの言葉です。 NASAは、これまで多くのビッグプロジェクトを成功させて来ました。 その成功を秘訣は、「組織、コスト、技術、それらの相互作用のバランスを…

サルでもわかるNASA式システム開発 第5話 「優れたシステムズエンジニアがやっていること」

「”知略”対”本能”!これは武将の中の永遠の題目ですよォ」 漫画「キングダム」で、王騎将軍が武将のあり方について語っています。 作中では、「知略」に優れた将軍もいれば、傑出した「本能」を持つ将軍もいます。 「知略型」や「本能型」という分類ができる…

サルでもわかるNASA式システム開発 第4話 「システムを知る者は勝ち、知らざる者は勝たず」

「これを知る者は勝ち、知らざる者は勝たず。」 孫子の兵法にこんな言葉があります。 敵のことをよく知ることが、戦いに勝つ上で重要だと。 システムデザインも一種の戦いであり、「プロダクトやサービスのことをよく知ること」が大切です。 プロジェクトの…

サルでもわかるNASA式システム開発 第3話 「ガントチャートには早すぎたんだ」

「腐ってやがる・・・早すぎたんだ」 映画「風の谷のナウシカ」でトルメキア帝国の軍参謀クロトワが朽ちていく巨神兵の姿を見て発した言葉です。ガントチャートも同様で、成熟前に目覚めさせると、せっかくの大作も崩れ落ちていきます。腐らない計画を作るた…

サルでもわかるNASA式システム開発 第2話 「理想なき者に計画なし」

夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし。故に、夢なき者に成功なし。 幕末の志士に大きな影響を与えた教育者、吉田松陰の言葉です。 「計画なき者に実行なし」ということで、製品開発の現場では、開発計画…

サルでもわかるNASA式システム開発 第1話 「システムのジレンマ」

この記事では、「サルでもわかるNASA式システム開発」ガイドブックのポイントを抜粋して紹介しています。全文をお読みになりたいかたはこちらから無料ダウンロードしていただけます。 levii.co.jp 「相手に自分のぬくもりを伝えたいと思っても、身を寄せれば…

サルでもわかるNASA式システム開発 第0話 「NASA Systems Engineering Handbook」

この記事では、「サルでもわかるNASA式システム開発」ガイドブックのポイントを抜粋して紹介しています。全文をお読みになりたいかたはこちらから無料ダウンロードしていただけます。 levii.co.jp 1995年に発行された“NASA Systems Engineering Handbook” と…