素早く・誰でも・みんなでモデリングができるツール「Balus」のユーザーコミュニティイベントを開催しました!初回イベントでは、キックオフメンバーが集まってコミュニティのあり方について考えたり、Balusの活用事例についてご紹介いただきました。
- Balusユーザーコミュニティとは?
- ユーザーコミュニティのキックオフではこんなことをしました!
- キックオフメンバー自己紹介
- Balus活用事例の紹介(リコーITソリューションズ株式会社・原様)
- Balusの新機能を先駆けてご紹介!
- Balusコミュニティに参加するには?
- まとめ
Balusユーザーコミュニティとは?
Balusユーザーコミュニティでは、素早く・誰でも・みんなでモデリングができるツール「Balus」のユーザが集まって知恵や意見を交換しあい、Balusのより良い使い方を楽しく探していく場を目指しています。
ユーザーコミュニティのキックオフではこんなことをしました!
オンラインの開催で、自己紹介や活用事例紹介、Balus新機能の紹介など盛りだくさんの内容を実施しました。
<開催内容>
キックオフメンバー自己紹介
Balus活用事例の紹介(リコーITソリューションズ株式会社・原様)
「コミュニティを創ろう」ワークショップ
Balus新機能の紹介
振り返り&次回に向けて
イベント詳細、アーカイブ動画はこちら
キックオフメンバー自己紹介
まずは、キックオフに参加いただいたメンバーの自己紹介タイム。7名のBalusユーザーの皆様にご参加いただきました!
皆様のバックグラウンドは様々ですが、IT・ソフトウェア関連や製造メーカーでの研究開発部門など、複雑な課題にイノベーティブに取り組まれているところが印象的でした。また、改善担当者としてチームを巻き込み、リーダーシップを発揮されているかたが多いのも特徴的です。
<ご参加いただいた皆さんのご所属の例>
ソフトウェアテストの会社での研究開発
電子CADの開発、サポート
素材メーカーで研究開発部門のマネージャー
IT部アプリ開発エンジニアとして、社内システムの内製化やDX推進
工場の生産管理・製造技術・法務等、幅広く担当
組み込みソフトウェア開発の経歴を経て、現在は開発部部署内の改善施策を担当
Balus活用事例の紹介(リコーITソリューションズ株式会社・原様)
Balusユーザーコミュニティでは、ユーザー同士でBalus活用事例を紹介しています。初回のキックオフイベントでは、リコーITソリューションズ株式会社の原様にBalusを活用した「チーム活動の振り返り」事例を発表いただきました。
・発表者の自己紹介(リコーITソリューションズ株式会社・原様)
原様は、組み込みソフトウェア開発職を経て、現在は社内の部署移動により開発全体の調整・改善プロジェクトを担当されていました。 改善施策の取り組みのひとつとしてレヴィの研修(ゲームを活用したシステム思考基礎研修)を受講し、効果を実感。その後、Balusの活用による業務改善を広げ、社内浸透を進められています。
・Balus導入前の課題
ー 製品やサービスの長期運用、多機能化により全体像の把握が困難
ー こうした状況が、想定外の不具合を生じさせるリスクを高めていた
ー 再発防止などの改善活動を検討したいが、担当範囲のみで議論が閉じてしまっていた
・Balusをどんなことに活用しているか?(今回の発表内容)
「 チーム全員で、Balusを使っての業務の振り返り」
自分の担当範囲の業務だけでなく、チームの業務や課題の全体像を可視化・理解する手法を学び、実践するために、Balusを用いてチームでの業務振り返りを実施。
・Before / After
Balusの利用前の状況(Before)
Excelシートに、KPT(Keep、Problem、Try)項目を書き出すのみの振り返りで、項目をただ記載しているだけにとどまっていた。
Balusを用いて「振り返りKATA(KPT/YMT)」の手法で振り返りを実施!(After)
①期初に立てたチーム目標に対して、振り返った内容を紐づけして、可視化できた
②チームの振り替え理事の改善項目が管理された
③「振り返り」活動自体の振り返りも実施(Y:やったこと、W:わかったこと、T:次にやること)することができた
現状は、チームの問題点の可視化と改善案だしができている状態。これからはさらに実践を積み重ねて、効果をだしていくフェーズに進むとのことで、今後は今回の実施内容を、他の部署・事業所にも事例展開して実践していく予定とのことです。今後の展開も楽しみですね!
・参加者からのQ&A
事例発表の後は、イベントの参加メンバーからの質問にお答えいただきました。一部をご紹介します。
Q:従来の振り返りのやりかたと何が変わったのか?
A:Excelで書いて終わりだと、Keepやproblemの結びつきが可視化できない。Balusだと、K、P、Tのそれぞれの結びつきやグルーピングがしやすく、理解が深まりアクションにもつなげやすい。
Q:どのような課題の解決から着手しはじめましたか?
A:まず、1、2回目の研修では具体的な課題(チームのシステムをトップダウンからボトムダウンでモデリングするというテーマ)で実施。今回は課題解決の手法を学び、自分たちで実践できるようになろうということで、身近な課題(振り返り)のテーマで活用した。
Q:Balusを活用するにあたって、チームを巻き込むコツは?
A:最初にチーム全員で研修を受けたので、はじめるところは難しくなかった。研修の効果は大きく、システム思考の考え方の共有・浸透に役立った。継続という点では部署の施策として半強制的にやってもらったが大きな障壁というのはあまりなかった。振り返りのフレームワーク(KATA)もチームの状況にあわせて変えていっており、それによって自発性もあがってきた。
Balusの新機能を先駆けてご紹介!
事例発表のあとは、Balusに搭載予定の新機能を先駆けてご紹介しました。
初回のイベントでは、「サイドバーでグループ内のコンテンツ一覧」の表示機能をいち早くご紹介しました。
新機能の詳細はこちら
また、第2回のイベントでは、「AIを活用したモデルの分析が可能に!分析機能をα版として公開」のお知らせを先駆けてご紹介し、当日のイベントの内容をその場でモデリングするデモもご覧いただきました。
新機能の詳細はこちら
Balusコミュニティに参加するには?
Balusコミュニティでは2つの参加方法をご用意しています。
【参加方法①】コミュニティイベント(Balusianの集い)に参加する
イベントはライブ配信形式でどなたでも視聴いただけます。
参加申し込みするとイベントページにて
zoom参加用URL(議論や質疑に参加可能)
視聴用YouTube URL
Balus会場のURL
にアクセスできるようになります。
イベントページはこちら:随時更新
【参加方法②】Balusコミュニティのメンバーになる
コミュニティメンバー参加申請フォームから必要情報をご連絡下さい
イベント登壇者としてご参加いただくことができます(Zoomを利用しています)
メンバーのみのクローズドイベントも企画予定です。
開催内容、頻度についてはオンラインの公開イベント(1~2カ月に1回)、オフラインのクローズドイベント(年に1~2回)を予定しています。
まとめ
Balusは、誰でも簡単に、対話しながらチームでモデリングをすることができるWebアプリケーションです。
Balusについての詳細・無料お試し申し込みはこちら
今後も、オンラインの公開イベントを実施予定です。(1~2カ月に1回のペースを予定) システム思考の考え方や、Balusの活用事例、新機能紹介などの情報収集にぜひご活用ください。
また、ぜひBalusユーザーの皆様同士でのつながりから、Balusのより良い使い方を楽しく探していくコミュニティになりますので、Balsusユーザーの皆様、ぜひご参加をお待ちしています!