高校の授業でBalusを使ったワークショップをリモートで実施するという機会があったので、その様子を簡単に紹介します。
どんな授業?
今回Balusを使ったのは、鳥取城北高等学校の探求の授業です。鳥取城北高校さんは令和2年度の放課後に「プログラミング講座」を開講していて、レヴィも協力させて頂いています。詳しくは下記の導入事例ページをご覧下さい。 levii.co.jp
今回の授業も基本的には上記の事例と同じ内容なのですが今年度の授業では「プロトタイピングのテーマを決めるためのアイデア出し」においてBalusを使いました。
ワークショップの様子
ワークショップの様子はこんな感じです。高校の授業なので、生徒たちは教室に集まっています。そこにレヴィメンバーがリモートから接続して、ファシリテーションします。
生徒たちは1人1台づつChromebookを持っていて、それぞれがBalusにログインします。Balusのスムーズな同時モデリング機能のおかげで、リモートにいるファシリテーターと各生徒が同じ模造紙の上に付箋を貼るような感覚でアイデア出しができます。
ビューを活用
Balusの特徴の1つは、視点を区切るビューを簡単につくったり複製したりすることができるところです。
今回はまず1つのビューの中で、学校生活の中での困りごとをどんどん出していくブレスト的なことをしました。
そしてそのビューを困りごとノードごとまるっとコピーして困りごとを解決するシステムを考えていくためのビューをつくりました。
2番目のビューでは困りごとに対応した解決策を考えてノードに記入していきます。このとき、解決策ノードから困りごとノードにリンクを貼ることで、どの困りごとに対応した解決策なのかを明示することができます。
Balusを使わなかった場合
実は、同じようなアイデア出しのワークショップを昨年の授業でもやりました。その時はファシリテーターが会場に行き、付箋を使った従来の方式でした。昨年の様子はこんな感じです:
Balusを使うと全員が全てのノードを自由に見ることができるので、リアル会場と付箋で実施するよりも共有のスピードが上がり、ファシリテーターもアドバイスしやすくなります。
Balusのおかげで、リモートにも関わらずリアル以上に効果的なワークショップができたというのが今回の大きな成果です。
ハッカソンイベントでも
今回紹介した取り組みと同じようにBalusを使ったリモートでのアイデアワークショップを、総務省発のハッカソンイベント「Web✕IoTメイカーズチャレンジ PLUS in 鳥取」でもトライします。
鳥取会場と米子会場に分散した参加者たちに対して、遠方にいる講師がファシリテーションします。そんなことができるのは、Balusがあるからこそですね。
ご関心のある方は
Balusを使えば、今回紹介したようなアイデア出しなどのワークショップをリモートだけどリアルよりも効果的な形で実践することができます。試してみたいなという方は、レヴィまでお気軽にお問い合わせ下さい。 levii.co.jp