株式会社レヴィ ブログ

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次世代Balusを使ったオンライン講義&ワークショップ

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レヴィが共同参画機関として携わっているPERSEUS事業*1の一環として、システムデザインに関するオンライン講義を実施しました。講義の後半では、現時点で未公開の次世代Balusを使ったワークショップも行い、とても盛り上がりました。

ここでは、当日の様子や参加者の感想について簡単に紹介します。実施概要は下記のイベントページをご覧下さい。 www.perseus.21c.osakafu-u.ac.jp

レヴィのビジネスを紹介

オンライン講義には、大阪府立大学筑波大学で超小型人工衛星開発に取り組む学生さんをはじめ、30名程度の参加者が集まってくれました。

最初のパートではレヴィ代表の南部が「システムデザインをサービスとして提供する」というレヴィのビジネスについて、背景となる考え方や実際の導入例を交えて紹介しました。

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レヴィのビジネスについて紹介

システミングの基本を解説

次のパートでは、レヴィの創業メンバーであり鳥取大学の教員でもある三浦が、システミングの基本的な考え方について解説しました。

システミングとは、レヴィが提案する「システムデザインを上手く実践するためのフレームワーク」のことです。今回はその基本的な内容として、システムデザインを難しくする要因や、それに対するシステミングのアプローチ、具体的なシステミングの実践方法などを紹介しました。

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システミングについて解説

次世代Balusをつかったシステミング体験

最後のパートでは、参加者の皆さんにシステミングをちょこっとだけ体験して頂きました。その際に、現在開発中の次世代のBalus(のα版)を使いました!

Balusはレヴィが開発・提供している、システミングを実践するためのツールです。今回利用した次世代のBalusは、より使いやすくより効果的にシステミングを実行できるようになっています。複数人がオンライン上で同時にモデルを構築することもできるので、今回のようなオンラインワークショップにも活用できます。

まずは操作練習のために参加者の皆さんが次世代Balusの上に集まりました。30人で一斉に操作しても、サクサク動きます。

参加者からチャットで「最大で何人まで同時操作しても大丈夫なのですか?」という質問が来たのですが、回答は「今がまさにこれまでで最大の人数が使っています。とりあえずこの人数ではまだまだ大丈夫そうです。」というものでした。何人までなら大丈夫なのでしょうか?まだα版なので、未検証です。

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操作練習の様子(そば派/うどん派の投票をしているところ)

ワークショップではCANSAT(小型模擬人工衛星)の設計を想定したシステミングをテーマとしました。5~6人のグループに別れて、「コンテキストモデル」「ミッション要求」「ミッションプロファイル」の3つのモデルを構築する活動に取り組みました。短い時間でしたが、それぞれのグループが次世代Balus上でのモデル構築と整合性チェックに取り組み、システミングを体験することができました。

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ミッションプロファイルのモデルを描くワーク

参加者の声

参加者の皆様に回答して頂いたアンケート結果の一部を紹介します。

  • 模擬衛星プロジェクトで考えが甘かった所(複雑になって分からなくなったりした)などを見直す良い機会となりました。次期プロジェクトで今回学んだ考え方を大切にして活かしていきたいと思います。
  • システム的に考えることを、図と平易な説明で理解できたことがよかったです。システミングの考え方はプロジェクトの成功のためにとても重要だと感じ、プロジェクトメンバー全員に共有して実践しなくてはと考えました。
  • 講演ありがとうございました. 次のプロジェクトを担う上で本講義で学んだことを最大限に応用できればと思います。次世代Balusが、すごくリアルタイム性に特化していて驚きました。次期プロジェクトでも大いに活用していきたいと思います。
  • Balusが全く新しく生まれ変わっていて感動致しました。より議論が加速しやすくなっていて、非常に作業しやすく、楽しかったです。また、システミングを改めて勉強することができて良いワークショップでした。

おわりに

今回は複雑なシステムの代表例である人工衛星の開発にチャレンジする学生さんたちを対象に、システミングの基礎を学んで実践するオンライン講義を実施しました。

レヴィは、製品開発やビジネスを対象にした場合のシステミングを、研修プログラムやツール(Balus)という形で企業や個人に提供しています。システミングやBalusにご関心のある方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

levii.co.jp

*1:文科省宇宙航空人材プログラム「超小型衛星開発とアントレプレナーシップ教育を通じた宇宙システム活用人材の育成」