こんにちは、レヴィの三浦です。
先日、システムデザインのためのフレームワークである「システミング」について案内するガイドブックを公開しました。
システミングは、レヴィが提供するサービスの基盤となっている考え方や方法論をまとめたものです。ソフトウェアや電子回路の設計をはじめ、組織や事業のデザイン、個人の問題解決など様々な場面で活用できるフレームワークとなっているので、ぜひぜひご覧下さい。
下記リンクより無料でダウンロードすることができます。 levii.co.jp
ガイドブックにはシステミングをざっくりと理解するための解説を端的にまとめたつもりですが、紙面と制作期間の都合で書ききれなかったことや表現できなかったことがいくつもあります。そのため、以下のように感じる部分があるかもしれません。
- 具体例が少なくてイメージできない
- 汎用的かつ基本的なことしか書かれていないので、自分の仕事で活用するためにはどうしたらよいか分からない
- なぜそのような考え方が良いのか、その考え方に至る過程が分からない
- ちょっと難しい
- レヴィらしい面白さがない
また、「時間がないから重要なところだけ読みたい」という方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、ガイドブックのガイドという形で、要点や補足、具体例や関連する話題、制作や議論の裏話などをブログで紹介していきたいと思います。
すでにダウンロードされた方はガイドブックを見ながら、まだダウンロードしていない方はダウンロード前の様子見として、お気軽にご覧下さい。
今回は
初回である今回は、「読み飛ばし方」について案内します。
もちろんじっくり読んで頂ければ一番うれしいですが、とっつきにくいと思われて全く読まれないよりは、読み飛ばしてでも読まれた方がハッピーなので、まずは読み飛ばしてみて下さい。
全体の構成
実は 7.まとめ までいくとガイドブックの全体の構成が書いてあります。「最初に書け!」と言いたくなりますよね、すいません。
ガイドブックの全体は大きく2つの部分に分けることができます。
前半:1.システミング~3.問題とアプローチ
前半は「システミングとは何か?」とか「システムデザインとは何か?」とか「どんな問題に着目しているのか?」といったシステミングの前提となることをひたすらかいています。
方法論についてはほとんど書いていないので、「とにかく方法論やフレームワークを知りたい」という人は読み飛ばしてしまってOKです。とは言え、前提となる概念や言葉が分からないと後半の方法論もわかりづらくなってしまうので、後ほど書くように各セクションのまとめだけには目を通しておくのが良いと思います。
後半:4.ビューとモデル~6.システミングのプロセス
後半からがシステミングに関するテクニックやフレームワークを紹介する部分となります。そのため、重要な部分ではありますがちょっと難しくなってくる部分でもあります。今後の「ガイドブックのガイド」で具体例などを補足していきたいと思いますので、そちらもあわせてご覧下さい。
前半はまとめだけ読めばだいたいOK
ということで、時間がない方やまず方法論を知りたいという方におすすめなのが「前半はまとめだけ読んで、まとめ以外は読み飛ばす」です。
スムーズに読み飛ばせるように、ここに前半のまとめを記載しておきます。ここだけ読めばOKです。※クリックすると大きく表示されます
今回のまとめ
- 補足や具体例、関連する話題などをガイドブックのガイドとしてブログに書いていきたいと思います。
- 前半は「まとめ」だけ読めばOKですので、時間がない方は後半(4から)に進んでしまって下さい。
ガイドブックのガイド
- (1)読み飛ばし方
- (2)冊子版と姉妹編
- (3)システムか、システムでないか
- (4)サルNASAとシステミング