株式会社レヴィ ブログ

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システムで使う言葉を統一するための第一歩

こんにちは、吉澤です。

先日、近所のスーパーで買い物をしていた時に、こんな張り紙を見かけました。

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なんともなく見ていると、だんだんと「ボージョレ・ヌーヴォー」という言葉自体が気になってきました。 なぜかと言うと、小学生の頃に読んだ「こち亀」の話の中で「ボジョレーヌーボー」という言葉を覚えて以来、僕はずっとその言葉を使っているからです*1

また、隣にはこんな張り紙もありました。

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こちらは「ボジョレーヌーヴォー」です。 同じ売り場なのに違う表記です。どの表記が最も一般的なんだろうと思い、家に帰って辞書で調べてみると、スーパー大辞林には「ボージョレヌーボー」と記載されていました。さらにWebで調べてみると、表記は業界でも統一されていないようです。

www.j-cast.com

モデルに整理してみるとこんな感じです。

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ボジョレーヌーボーの表記モデル

注意深く見渡すと、身の回りには他にもいろいろと表記揺れがあることに気づきます。 こちらはシークヮーサー。さらに複雑ですね。

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シークヮーサーの表記モデル*2

弊社の会社名「レヴィ」も表記揺れすることがあります(笑)

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レヴィの表記モデル

普段から言葉に敏感になる

ここまで読んだ方は「どうでもいいのでは?」と思われると思います。スーパーの例はその通りです。しかし、システムデザインの現場ではそうはいきません。

変化に強いシステムをデザインするためには、クラス・データベースなどのシステムの内部から、ユーザーインターフェース・Webサイトなどのユーザーが触れるところまで、システムが関わるすべての場面で「一貫した概念とそれを表現する言葉」が使われている必要があります。

なんか突然システムデザインの話を始めたように思うかもしれませんが、普段から言葉に敏感になるということは、システムで使う言葉を統一するための第一歩だと思っています。

レヴィのシステムデザインでは、概念モデルを作る過程で業務で使われる概念とそれを表現する適切な言葉について徹底的に議論します。すぐに「これだ!」という言葉が出ることもあれば、一つの言葉を探すのに何時間もかかってしまうこともあります。そんな中で、業務知識を理解しつつも、拠り所の一つになるのが、それぞれの人が普段使っている言葉です。

普段からその言葉がどのような意味を持つのか、どんな時に使われるのか、一般的なのか、を気にするのはとても重要なことです。 結果として、取り扱うべき概念を表現する適切な言葉が口をついて出るということがあります。 今回は表記揺れを例として取り上げましたが、皆さんもぜひ気になった言葉があったら調べてみましょう。

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