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コミュニティイベントでLT発表しました【スライド資料公開】

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こんにちは、SDLの三浦です。

株式会社ラクスさんが主催するエンジニアコミュニティイベント「設計 モデリング LT会 -vol.3」でレヴィの取り組みに関連するLTをしましたので、スライドをシェアします。タイトルは「宇宙開発の人が設計やモデリングについて考えてみた」です。

当日は100人超の方がトークを聞いてくれて、うれしい言葉も含めてたくさんのリアクションを頂きました。ありがとうございます。

以下では頂いた質問やリアクションの一部をピックアップして返答致します。

Response

合意ポイントってことは関係者によっても正解が変わってくるってことですかね。つまりは対話が大事

まさに、システムコンテキストやプロジェクトコンテキストによって良い(とされる)システムのアーキテクチャが変わってくると思っています。そのため、どこかにある正解を探すのではなく、合意が取れたところをもってアーキテクチャとするという考え方がよいかなと思っています。そうすると、必然的に対話が重要になってきます。

シスデミング、RDRAと目的が似ていると感じました

はい、目的が似ている、もしくは重なっている部分が多々あると思います。システミングを構築する際には、RDRAも参考にさせて頂きました。

また、レヴィが提供するシステムモデリングツール「Balus」でRDRAを実行することもできると思っています(正確には、そのための機能をつくりこみ中です)。ソフトウェアテストシンポジウム(JaSST)'21ではRDRA提唱者の神埼氏らが実施したチュートリアルセッションにおいて、BalusをつかってRDRAモデルを表現するサンプルを紹介して頂きました。サンプルをこちらに掲載しています。

抽象の梯子のいい話だ・・!

ありがとうございます!特にこのスライドが気に入っています: f:id:levii-miura:20220122123603j:plain

正解探しではなく合意探し、なるほど

複雑な状況の中では正解を見つけることは不可能に近いので、「合意」でいくしかないのではという発想です。宇宙開発などでも正解かどうかではなく「審査会を通っているかどうか(合意されているかどうか)」が重視されます。

もし複雑な事象を完璧に見通すことにできる神の視点があれば、合意ポイントではなく正解を探すことができるのかもしれないなぁ、と想像してみたりもしています。

システミング、気になっていたので気になる。

ありがとうございます!基本的な考え方をまとめたガイドブックも配布していますのでぜひご覧下さい。 levii.co.jp

システム開発テーマのボドゲ気になる

ありがとうございます!体験会なんかもやっていますので、ぜひ触れてみて下さい。

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