鳥取ITアカデミーで実施した新入社員向け研修プログラムの紹介ブログの第3弾です。
このプログラムでは、今後ITエンジニアをやっていると必ず触れることになるDX(デジタルトランスフォーメーション)をテーマに取り扱います。顧客の本質的な課題を解決するためのDXの提案を体験することで、「DXとは何か?」「なぜDXに取り組むのか?」を感覚レベルで理解することが狙いです。
DXとは何か?
まずは、レヴィが考えるDXのエッセンスについて、レクチャー形式で学びます。
質疑応答の時間では、DXを支える技術やDXの事例についての質問がたくさん出ました。これまでDXについてそこまで考える機会がなかった新入社員たちも、一気に理解は深まったのではないかと思います。
課題解決ワークショップ
DXとは何かについて理解したところで、ITエンジニアとしてどのようにDXに取り組むべきかを体験します。このワークショップでは、例題を含めてシステムデザインを2周してもらい、再び老舗旅館「いわや」の経営者になりきったレヴィメンバーに対して、解決策の提案をプレゼンテーションするというロールプレイを行います。
「顧客の課題を理解する」で理解した顧客の課題から出発して、モデリングを駆使して解決策の設計を行います。ここではモデリングの技術をさらに一歩進めて「顧客の課題の深掘り」と「ユースケース」のモデリングにも挑戦します。
「いわや」の経営者になりきったレヴィメンバーに対して、解決策の提案をプレゼンテーションします。レヴィメンバーは、顧客の視点と、システムデザインの専門家の視点から、提案に対してコメント・フィードバックしました。
改めてDXとは何か?
最後に改めて「DXとは何か?」について、それぞれの言葉で書き出してもらいます。
アウトプットはとても具体的な言葉が並びました。これまで「DXという言葉は聞いたことがあるけど・・・」という新入社員も、プログラムを通して、自分の言葉でDXについて説明できるようになったのではないかと思います。
参加者の声
「顧客の課題を理解する」と「DXデザイン入門」の研修後に記入してもらったアンケートの中から、感想の一部をピックアップして紹介します。
- システムデザインのことをよく知る機会になった。実際自分たちで課題を設定してチーム内でその課題に向かって頑張ることにより、終わった時すごく達成感を感じれた。
- お客様から言われたことを鵜吞みにして「じゃあ、そんな感じでシステム作ります!」ではなく、課題についてしっかりと向き合い、掘り下げていくことの大切さを学びました。
- スピード感のあるサイクルを回したり、課題設定から発表までまとめて行ったりと、体力的にも精神的にもハードなプログラムを経験することで大変さをひしひしと感じた。はじめにこの研修を受けられたことは今後大きな財産になると思う。
- すごくこの研修に参加できてよかったなと感じました。どんな仕事をするのか漠然な状態で入社しましたが今回の研修を経てだいぶわかるようになってきました。とても楽しい研修ありがとうございました
- 研修の担当がレヴィで本当によかったと思いました。アドバイスいただいたことはこれからの業務、経験にすべて活かしたいと思います。ありがとうございました。
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